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DJIから発売!Ronin-SCで手軽にハリウッドが体験!

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写真が好き、アクションショットが好きという人なら、今や欠かせないアイテムなのがジンバル。あるとないじゃ撮影の苦労はもちろん、仕上がりも全然違いますよね。先月発売されたばかりのDJI新商品、ミラーレスカメラ用ジンバルRonin-SC、米Gizmodo編集部がレビューしました!


ジンバル。回転台がついたグリップというアイディアは、そりゃもう昔は昔からあったもの。しかしここ数年、DJIはこの昔ながらのシンプルな道具をさらに高みへと進化させている気がします。最新アイテムとなるRonin-SC、ミラーレスのためにデザインされたジンバルです。すでに人気モデルの1バリエーションではあるものの、使い勝手の良さと価格設定はなかなかの魅力。

DJI Ronin-SC

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これはなに?:ミラーレスカメラ用のコンパクトなジンバル

価格:440ドル(日本価格:税込5万1300円)

好きなところ:抜群のポータビリティ&使いやすい

好きじゃないところ:バランスをとるのに慣れが必要

実際どんな商品か、どんな映像がとれるのか

実際どんな商品か、どんな映像取れるか気になりますよね。
公式がどんな感じか映像にまとめられていますので、チェックチェック!

DJI RONIN-SC メイキング映像

ほんとにすごい

プロの入り口として最適なツール

昨年リリースされたRonin-Sとの大きな違いは、そのコンパクトさと、たったの1.1kgという軽さ。3軸スタビライザーなのでバランスも撮りやすく、なんと言っても持ち運びしやすい。

良サイズはもちろん、ActiveTrack 3.0(自動で撮影対象をカメラが追える機能)やForce Mobile(スマートフォンの加速度計を使ったカメラ遠隔操作機能)など、DJIのアドバンス仕様があるのも魅力です。ここまでの機能があって440ドル。安くはない。安くはないけど、まだ手が出せるプロのツールだと思います。プロの入り口として最適なツール、初心者にとってかなり高品質なジンバルです。

編集部のジンバル未体験の人が20分でセットアップできたので、Ronin-SCの使いやすさはかなりのもの。また、軽いので1日中の撮影でも耐えられる。初代のRonin-Mモデルは重かったから、あれを思い出すと本当に進化に感謝です。

ソフトウェアのアップデートも嬉しいボーナス。ActiveTrackもForce Mobileも、スマートフォンで使えることで、カメラマンの動きがもっと自由に。常に使う機能ではないにしろ、より複雑なショットを撮るときに重宝します。例えば、Force Mobileとスライダーを使えば、かなりスムーズなハイパーラプス撮影が。ハリウッドなら何千ドルとかかるショットが(ハリウッドのレベルほどはないにしろ)撮れると思うと興奮しますね。正直、Ronin-SCほど安く&お手軽に多種多様なショットをとれるツールはないのではというほど。

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Ronin-SCをさらに使い込みたいならば、アクセサリにも注目。DJIはRonin-SCに購入オプションを2パターン設けており、1つは440ドル(日本価格:税込5万1300円)でRonin-SCのみ(バッテリーやマウントなど含む)。そしてもう1つは、Ronin-SC Pro コンボとしてFocusモーターやFocusホイールなどアクセサリが同梱された540ドル(日本価格:税込6万2100円)のパッケージ。

なんでも撮れるけどレフ機は向いてない

さて、多種多様なカットが撮れるといっても、使い方には限りがあります。まず重量制限。ミラーレス用に開発されたジンバルなので、最大重量は4.4ポンド=約2キロ。手持ちのカメラがなんでも使えるわけではないので要注意。そしてレンズ。コンパクトボディゆえに、レンズが長くなるとバランスが弱い。重さ的にはクリアしていても弱い。

レビューで仕様したのは、Canon EOS R(レンズ:Canon 24-105mm)。SDカードスロットやバッテリーをブロックしないで使うには、これがギリフィットでした。が、まぁ間違いなくRonin-SCはコンパクトなボディ、短いレンズ向けのアイテムですね。Sony α7R III(レンズ:Canon 16-35mm)も使ってみましたが、こっちの方がRonin-SC向け。

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慣れは必要。だけど価格はやっぱ魅力的

1つ注意しておきたいのは、使いやすいとはいえRonin-SCのセットアップやバランスにはそれなりの作業、慣れがいります。ハード面で基本的なことを理解した上で、我慢強く取り組みましょう。Roninアプリで、軸の方向が間違ってないかチェックできるので、それ使いつつ。バランスがとれてないと、画にそれがでますから。撮れてるから大丈夫!と思って続けると、撮影後見返した時にがっかりしますからね。フル撮影する前に、テスト撮影するのをお勧めします。

箱から出した瞬間に撮影スタートできるような理想のジンバルは、まだありません。使い勝手よく、持ち運びに便利で、どんなカメラにでも使えるジンバルなんて、夢なのかもしれません。Ronin-SCも、夢を実現した理想のジンバルではありません。が、ミラーレスカメラユーザーによって、この価格でこの仕事ができるなら、ある意味それも夢と言っていいのかもとは思いますよ。

まとめ

・440ドルはめちゃお得

・超コンパクト、使いやすい

・機能が素晴らしく劇的な画が手軽に撮れる

・ハリウッドが体験できる最も手軽で安い方法

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