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【転職・就職】進路を悩んでいる人に一度は読んで貰いたい!〜私が仕事を辞めた3つの理由〜

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こんにちは、StudioKのヒロアキです。

私は20歳の頃、専門学校を卒業して、
システム関係の中小企業に就職しました。

そこで3年間お世話になり、色々な事を学ばせていただきました。

主な仕事として、新規システムの構築や、病院の電子カルテの導入をしておりました。

その時の体験談と交えて、「私が仕事を辞めた理由」について
話していこうと思います。

1.給料と将来性について。

まずは、給料と将来性についてです。


この時私は、大学に行かなかった事をとても後悔したことを覚えております。
正確には、行かせてもらえなかったですが。

少し私の話をさせていただきます。

私は、4人兄弟の3番目という事と、不景気だったというのもあり、お金がないと言われ続けて育てられてきました。

その為、自分の口からお金がかかる様な事が、言えなかったです。

高校受験にしても、私立の滑り止めの受験料(当時受験するだけで10万前後)をケチって、確実に受かるため自分の成績の2ランク下の、都立高校に進学しました。

大学受験の時も、大学受験させてくださいなんてことは、到底言えませんでした。

その頃だいぶやさぐれていたと思います。

ただ、高卒だと何かと不便だから、せめて専門学校だけでもと親が言うので、
自分の興味のある、音楽の道や、ゲームソフトの開発等の道を選択しようとしましたが、
姉と兄の勧めにより、就職率が悪いという理由で、却下され、システムエンジニアになる事を進めてきました。

それで、私は専門学校のシステムエンジニアコースを卒業することになり、前会社に勤めることになりました。

少し脱線してしまいましたが、大卒で後悔した理由ですが、

まずは給料面です。

A企業
・専門卒の初任給18万
・大学卒の初任給23万

2010年専門学校就職先一覧調べ

B企業
・専門卒の初任給16万
・大学卒の初任給20万

2010年専門学校就職先一覧調べ

この差にとても驚きました。

どの、企業を見ても大差なく、だいたいこのくらいの差がありました。

ここで、大学に行っておけばよかったと後悔しました。

専門学校なら、せめて自分の好きな分野で仕事したかったと、本当に後悔した事を覚えております。


「子供は自分の将来を、自分の経験では計れない。」

という事を学びました。

こういった部分は、自分の娘や周りの人が悩んでいる時に、教えてあげようと思います。

でも、実際自分の身内や、娘がミュージシャンになりたい、なんていったら反対すると思いますけどね。

やはり自分の本気度が足りなかったのだと、思う次第であります。

・もう一つの将来性についてです。

私が、就職して3年目の時に、仕事もある程度覚えて、戦力として認めてもらえるようになった頃の話です。

同じ専門卒の上司と飲みに行った時の話です。

私「〇〇さんって、今35歳ですよね。ちなみに年収っていくら、もらってるんですか?」 上司「ここだけの話、350万いってないよ」

この質問の答えに本当に驚きました。

なぜなら、私自身がその時点で、年収400万超えていたからです。

前勤めていた会社は、年功序列が主な基盤にあったため、だいたい勤めていれば、給料が自ずと上がっていくというシステムでした。 

ですが、上司の給料が自分より低いことを知って本当に驚きました。

 なぜなのか、聞いてみると「残業時間が制限されている」とのことでした。

 上役になれば給料が上がると思って、我慢して勤め上げようと思っていた矢先の話でした。

 私は当時朝4時に家を出て、県外の病院に電子カルテを導入する作業をしておりました。

家に帰ってくるのは、毎日12時を過ぎてそれはとてもしんどい、作業をしておりました。ですが、残業代が出ていたので、それほど苦ではありませんでした。その残業代があって2年目にして年収400万を手にしていたのですが、 今後増えていくと思っていた、給料が逆に減っていくというのを聞かされて、ショックと将来性を考えてしまいました。

・ここでやる気は ー30%

2.出る杭は、打たれるそうです。

 2つ目の理由は、出る杭は打たれるという、理不尽さです。今考えれば、自分でも我慢が足りていなかったと思う部分もありますが、今考えても、もっと良くなっていたと確信しております。

 ある時、行っている作業があまりにも理不尽かつ、非効率なことをやらされておりました。

そんな時に、上司に相談をしたのですが、「ルールだからと」ひと蹴りにされてしまいました。

 そこで、あまり大きな会社ではありませんでしたので、企画書と称して、社長にお話をさせていただきましたが、結論として、今まで通りの手間をかけるという結論に至りました。 その後、上司には怒られる。ボーナスは減らされると散々な目にあいました。

・ここで、やる気は ー60%

  ここで重要なことは、自分の為だけに行った行動ではないという事です。先輩や、上司からも同じ内容の愚痴を何度も聞きいておりました。 ならば変えればいいじゃないかという気持ちで、及んでおります。それなのに、割を食うのは自分、会社の為にもっと良くして行こうと思ったまでの話です。 若造が生意気言っているんじゃないよと思うところもありますが、若造だから、生意気が言える、それを聞き入れられる環境を整えるのもまた会社としての成長だと私は考えます。      

3.会社にいる人間の考え方。

最後に私が働いていた会社にいる人間の考え方です。

自立心、向上心、熱意、その他上向きの考え方をする人が、いませんでした。

 私は、電子カルテの導入がメインの仕事だったので、あまり本社での勤務というのをした事がありませんでした。

 それは、プロジェクトがひと段落して、3ヶ月間だけ本社に席を置かせていただいている時の話です。 ある時本社にいる先輩が「もう18時か、そろそろ本気出すかな」と言いました。

私の元いた会社は、定時9:00〜18:00でした。

会社としては、極力残業代を抑えたいと思っているのに、18時まで本気で働いていないのかと、不思議で仕方ありませんでした。

 理由を聞いてみると、「この会社は、給料が安いから、無理やり毎日残業してあげてる」だそうです。

 この話を聞いてから、本社勤務の上司や先輩の動きを見ていて、納得いたしました。 午前中は、ボケーとパソコンの前に座ってネットサーフィン、午後になったら、何かと打ち合わせと言って、会議室に入り浸り、夕方になったら急にエンジンがかかったのか如く、電話をかけ始め、パソコンのカタカタという音がやっと鳴り響くという現状でした。

・ここで、やる気は ー90%

    私がいた部署が、売上No.1だったのをこの時とても納得した記憶があります。 

本社にいる3ヶ月間で、色々提案させていただきました。まずは、本社の人間に仕事が行き届いていないので、営業部門の強化。そして、外で勤務している人に合わせた、経理の簡略化。無駄な、本社に帰ってきての、社内会議。これは、自分のやる気を取り戻す為にという事が、とても大きかったです。

 この三案を持って社長に会いに行きました。結論から言うと、私の向上心はここで、最後になりました。

社長から「わからなくもないが、今のままで十分だよ。」と、最後のお言葉をもらい、私は辞表を提出いたしました。 

残っていた10%のやる気もそこをついて、結局辞めてしまいました。

まとめ

今会社を辞めようと思っている方もいると思いますが、結局会社員というものは、企業の歯車の一つにならなければなりません。

そうして生きていける人は、とても立派だと私は思います。

私は、現在独立してケーキ屋をしておりますが、やはり、独立するというのは、とても大変なことでした。

今では、会社員を続けていればと、思う時もあります。

辞めても、次を探さなければなりません。私の場合は、自分の意見が通らなかったというのが、大半を占めておりますので、独立という選択いたしました。

会社を辞める理由を考えてみると、単純な理由だったりすると思います。

今となっては、私ももう少し謙虚になっていればと思います。

ただ、人生は一度きりですし、自分のやりたい事が他にあるなら、新たな人生を始めるのも一つの手段だと思います。

そして、今の私はコミュニケーションについて、色々勉強させて頂き、気がついたことがあります。

それは、コミュニケーション能力を磨く事で、全ての問題は解決できると言うところです。

つい最近ですが、昔の会社の社長にケーキを持ってお邪魔しました。

コミュニケーションエラーがあったと私が思ったからです。

「もっと自分を使って貰いたかったと言う事を伝え」ケーキをお渡ししました。

社長は私に、

「君は当時から良くやってくれていたと思うよ。これからはもっと頑張って欲しいし、君の人生応援させて欲しいと」

言っていただきました。

コミュニケーションは世界を変えると実感した体験でした。

皆様も、是非コミュニケーションエラーを起こしている人がいると思います。

自分の素直な気持ちを相手に伝えるという事をしてみてくださいね!

そうすれば、あなたの人生も一歩前進がきっと作れると思っております。

以上読んで頂きありがとうございました。

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